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「勝間和代のインディペンデントな生き方」 勝間和代

勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド (ディスカヴァー携書 22)勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド (ディスカヴァー携書 22)
(2008/03/01)
勝間 和代

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 売れ売れ中の旬の人、信奉者を「カツマー」と言うそうな。とりあえず一冊と思い、「勝間和代の原点」と帯にあるので買ってみた。

 自立している女性を「インディ」、誰かに依存して生きる女性を「ウエンディ」と名づける。インディの条件は「1.年収600万以上稼げること 2.人に自慢できるパートナーがいること 3.年をとるほど、すてきになっていくこと」

 前書きを読み始めて、何がショックだったかって「この本、前に読んだことある」という事実。2006年に「ムギ」という別名で出された「インディで行こう!」じゃないか。私もその頃、女性本を書いていたので、参考資料に買ったものだった。

  
インディでいこう!インディでいこう!
(2006/01/18)
ムギ(勝間 和代)

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 前書きには、この本は当時売れなかったけどちゃんと「インディになる方法」を実践し続けたら成功したわよぉ、と書いてある。彼女の本が2006年1月発売、私の本は4月発売。私も同じように売れなかったけれど、その後の2年で開いた差(もともとスタートラインのキャリアや年収にも相当差があるが)は果てしなく大きい。

 片や、書店で著作が続々と平積み、テレビも雑誌も特集を重ねる。
 片や、あれから一冊も本を出せず、小さな頼まれ仕事を重ねている。

 何より、うっかり同じ本を買わされているマヌケっぷりに涙が出てくる。

 インディの条件を、もう一度見直してみる。
 どうも「2」に難があるのではないか(責任転嫁)。
 
 勝間和代が提唱する、いいパートナーの条件とは。
 
 「自分が年収600万円以上なのだから、当然相手も600万円以上の年収、できれば1000万円以上の男のほうがいいでしょう

 ……こんなの飼ってちゃダメですか。
 参考:ゆる夫のススメ http://yuruotto.livedoor.biz/
 

 彼女が効率化を極め、着々とステップアップしてる間に私は何をしてたんだろう。
 
 金にならない文章ばっかり垂れ流してたり、アーティストの追っかけやってたり。この非効率さが、今の結果なんだろうと自覚している。

 でも、人生は「余白」にこそ味がある。この2年、めちゃくちゃ楽しかった。そのせいで少々出世が遅れてもいいやーと、二重に本を買わされた1000円分(新書のくせに高っ!)の負け惜しみを言っておく。

 それはあくまで「遅れても」であり、設定した目標には必ず到達してやるぞという気持ちはある。今月はライターと講師の新規登録を9件こなして悪戦苦闘。なんで私はまた職務経歴書なんて書いてるのか。
 
 こうなったら「男選びは最初の一回で成功することはまずない」という勝間センセーの教えを元に、年収1000万以上の男を募集してみよう。34歳、生活力あり、胸なし、0歳児つき。ついでに注意力散漫。いかがでしょうか。


 ……なんて書いてみても、もともと仕事中毒気味だった私に、「余白」の少ないデキル男はしんど過ぎる(経験アリ)。

 そうか、私が年収1600万になれば解決するのか。
 いやいや、これ以上ヤツを甘やかしてどうする。

 ウエンディにとりつかれてるインディ候補としては、頭を抱えてしまう本だった。

 …というか、専業or兼業主夫を養う力がある方がホンマの「インディペンデントな女」じゃないんだろうか。そうそう転がってませんよ、年収1000万男。

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